コミケ二日目に行って来たよ

「欲しいものが何もない……orz」
と絶望して、何も買わずに帰ったあの日から、6〜7年の月日が経ち、再び足を踏み入れてきました。

夏コミに!

まず雑感から。ほとんど人間観察。

6〜7年ぶりに行ったんだけど、容姿の良い女性が増えた。だけど、相変わらずな人も沢山。女性についていえば、ブラジャー透けてる度が一般に比べ高い。白いシャツに白いブラジャーとか、はっきりっくっきり透けてる人が多数。選んでる服は悪くない人もいたので非常に残念。良いところまで持ってきてるのに隙が必ずあるというか……。
例えば、

  • ばっちりのゴスロリファッションなのに顔はすっぴん
  • スタイルが良くて顔もかわいいのに、ローライズのホットパンツに白無地のタンクトップでバッシュみたいに重そうなスニーカー*1

(ホットパンツ率が高かったです。ホットパンツを着こなすのは難しい……。)

  • 服はかわいいのに靴下の色が変(蛍光色の水色や黄緑など)
  • ニーソ*2と服が合ってない
  • 和柄朝顔)のピンクのゆかたに帯代わりの白レースコルセット

など。
私が服装について何か言えるほど、オシャレさんなのかっていったら全然そうじゃないけど、その私がアレ? って目を止めるほど全体的に色使いが変というか、服の組み合わせがうまくいってない人が多かったです。顔面偏差値が確実に上がっているだけにもったいなーい!

あと、横からみるとぺたんこで、後ろからみると手足が棒のように痩せている人がちらほらいて、目に付くほど痩せている人はみんなそんな感じだった。普段、街頭で見かける「うわ、ほそ〜い」と思うほどの痩せてる若女性とは違う感じで、街頭で見かける女性は、痩せてても太ももとか二の腕とかに斜めやの線や曲線があるけど、コミケで見かけた人は直線。手足も直線だし、横から見ても直線のような。筋肉がまったくないのかなあ。でも、こんな感じのコスプレをしてる人はよく似合ってた。二次元ぽかったよ!
他、無理にコルセットで締め上げて砂時計みたいな形になってる人も。

オシャレな人は、装苑とか読んでそうな服飾系っぽいファッションの人が多くて、そういう人は顔面偏差値もファッションも隙がないハイレベルでした。

男性については、見た目はさほど変わらず。相変わらずなぜか頭にターバンをつけた人が多数。あ、そうだ! ストリート系のダボダボファッションをした巨漢はちらほら見かけました。男性の巨漢が似合うファッションだよね! 
他は無難な大人しい服装の人が大半。
オシャレな人は……いたかな? 地味じゃないとなると冷やかしに来てるのかな? みたいなヤンキーっぽい人はちらほら見かけました。

見た目以外の違いは、妙にフェミニストっぽくなったというか、例えば私がよそ見をしていてぶつかると、触ったか触らなかったかの瞬間にすばやく相手から「あ!ごめんなさい!」という反応が返ってくることが多かったのと、色々と妙に親切な男性が多かった。普段、人と接する機会が少ないけど、コミケだと仲間意識があるから自然と親切心がわくのか、コミケが出会いの場として機能しているのかなあとか色々。両方かな。

あと、コミケのボランティアスタッフが、普段は静かにしているけど今日は大声だしてみましたみたいな慣れてない感が出てて、コミケって世界が好きなんだなあ、でもここから出ると暗くなっちゃうんだろうなあ、とか複雑な気持ちに。

全体的に昨日から楽しみで寝てません! みたいな高いテンションでした。


次、戦利品。個人的な趣味です。

なるしまゆり(本人)の同人誌3冊
なるしまゆりが好きなので購入。新撰組の土方×近藤のシリーズもの3冊なんですが、私、新撰組よく知らない。
よって、読んでみたけどいまいちわからない。図書館に行って、『まんがでわかる新撰組』とか、そんな本を読んで勉強しないと。

●雁須摩子(本人)の同人誌7冊
雁須摩子が好きなので購入。カカイル*3もの5冊とオリジナル2冊。私、コンビニでたまに立ち読みするくらいしかNARUTOは追ってないので、よくわからない。漫喫に行って、予習必須。
オリジナルは、やっぱ商業誌で発売されたもののほうがレベルが高い。背景も簡単なラインだけで、人物もラフ画のよう。でも、A4のサイズで雁須摩子の漫画が手に入っただけでうれしいよ〜。カカイルものの方が明らかに力が入ってて、書き込まれてるのが笑う。

●雁須摩子の列と勘違いして並んでしまった人気同人作家の同人誌1冊
あれ?ここ違うんじゃ……と思いつつ、せっかく並んでまったので薄い200円のやつを1冊。こちらもカカイル。思い入れがないし、カカイルの関係がよくわからないので、保留。いつか読む。

●ぶたぶたシリーズの同人誌4冊(小説)
光文社文庫徳間デュアル文庫などから発売されている『ぶたぶた』シリーズが好きなので購入。ぶたぶたの作者さんが、自費でも小説だしてるんだ! と喜んで買って、おもしろく読んでたんだけど、今、検索してみたら、作者の名前は「矢崎存美」。あれ? 同人誌の作家の名前は「二葉あずき」。わあ〜、パロディだったのかーーーー。でも、完成度高い。本人だと思って読んでたけど、違和感なかったよ。 山崎ぶたぶたさんがマッサージ店に現れる話とか原作でもありそう。

マルドゥック・スクランブルの同人誌1冊
上の二葉あずきさんのパロディ小説。最初の数ページに原作のあらすじとキャラクター紹介があって親切。原作は購入済みのもののまだ未読なので、読んでから読む。

川崎フロンターレの同人誌1冊
カタログを見てて発見。2×5♪2×5♪2×5♪2×5♪と小躍りしながら、買いに行ったら、やおい漫画じゃなくて、川崎サポのおばさんの雑記。orz
しかも6冊も出してる。しかも鞠サポ兼川崎サポ。コミケで唯一のフロンタ本だったので記念に一冊購入。読んでみると、トリコロールについてけなくなって、川崎にきたそうだ。 「年上を敬えと鞠サポに言いたい」と書いてあった。見た目40代のおばさんの日記を金払って買ったというのはネタになるから良しだ。
「今日行かれるんですか?」
「もちろん!」
「他に川崎サポいましたか?」
「アウグストのシャツ着てる人いましたよ!」
などと会話。

●リスの本1冊
鹿島本を出してる人の所に一緒にあった本。リスの飼育日記みたいな本。私もリス飼ってるし、表紙がキラキラしててかわいくて、内容を立ち読みしたらおもしろかったので購入。絵上手だし、おもしろい。プロの漫画家さんかも。

以上です!
予習が必要なもんばっか買ってしまって、まだ楽しめないのが残念。
ヒマだし、予習きちっとするよ!

その他、『失踪日記』の吾妻さんが私のいたブースの近くで、ほぼ完売の上、失踪日記自費出版で出してて笑いました。税金も払わなくていいし、出版社に金抜かれないし、いいですね。

*1:コスプレじゃない

*2:ニーソックス。太ももまである靴下のこと。

*3:漫画『NARUTO』に出てくるカカシ×イルカというキャラクターのカップリングのこと