きゃっきゃ☆

いいことあったのでしあわせ。次はなんだろう。他にも楽しみな予定とかあっていいことが沢山。

さて、今日は前々から書こうと思っていたことを書きます。私は、ここ1年くらいずっと「怒る」ってことができなかったんだけど、最近元気が出てきて、ずっと溜め込んだムカムカするものが吹き出てきてるので、自分の精神衛生を良くするために書くぉ。見苦しいことは間違いないのでたたんでおきます。わたし、空気読める子☆


んでは、怒っていることをぼやかして書きます。私がAさんとします。

Aさんの言い分

Aさんは、B社という会社で3年働いており、ある日、グループ企業であるC社という会社から転職しないかと誘われました。B社とC社を比べるとC社の方が世間での評価が高く、社会的にみてもC社の方が厚遇。B社は、社会的地位は低いが自由度が高いという利点がありました。そして、給料の面では、C社が若干高いものの能力報酬制なので成績によってはB社より低くなるリスクがありました。

Aさんは、社会的条件でいえばC社の誘いを受けた方が良いということは理解していたものの、今より自由度が無くなり、責任も増えることが、とても気が重く、本心では「B社のままでいたい……だけど、C社に誘ってもらえるなんてありがたい話だし、普通に考えたらC社に行くのが当たり前……。だけど……」と、とても悩みました。そして、C社には「もう少し考えさせて頂けませんでしょうか?」と返事をしました。

ところがある日、C社から呼び出しがあり、出向いてみると、「おめでとう!来月から君はうちの社員だ!」と拍手で迎えられました。Aさんは今になって後悔をしているのですが、その時のお祝いムードに押され、「え?なんで?もう少し待って下さいって伝えたのに……」という気持ちをこんなおめでたい席で言い出すのはひどく自分がわがままのように感じ、言い出すことが出来ず、つい「あ、ありがとうございます。頑張ります」と答えてしまったのです。

そして、AさんはB社を辞め、C社の社員となりました。しかし、どうして保留したはずが、いきなりC社の社員になってしまったのか、その戸惑いを仲間内で「C社に転職することになるなんて……」と愚痴ったところ、その中には、C社への転職の話を持ってきてくれたB社に勤めていたときに一緒に仕事をしていたC社のDさんがおり、Dさんは「そういう悩みを持っているなら、一番に私に相談して欲しかった。嫌なら今からやめたっていい」と話してきました。だけど、Aさんは一度決まってしまったことを取り消すのは今後の自分の立場などを考えたら出来ませんでした。

AさんとDさんは後日、話し合いの場を持ち、その場でわかったのは、DさんがC社の役員に働きかけたことによって、AさんのC社への転職話をまとめた、ということでした。

Aさんは「私はC社に入るには能力が足りないので、Dさんの働きがなければ、C社への転職の話はなかった」ということは理解しており、Dさんには感謝すべきであり、非難は出来ないということをわかっていました。
しかし、AさんはB社に残りたい気持ちと、C社に行かなくてはならない気持ちとの間で揺れており、まだ結論が出る前に突然「おめでとう!」と祝福され、自分の知らないところで、自分の人生に大きく関わる部分を決められてしまったことに内心怒りを感じていました。
そして、Dさんは「せっかくAさんのためになると思って、役員が渋る中、粘り、この話を持ってきてあげたのに……」と感謝されることはあってもまさか不服を持たれるなんて、と自分の働きがまったく無駄になってしまったことに怒りを感じていました。

Dさんは、Aさんに「Aさんのためを思って……」と伝えますが、Aさんは、『“わたしのため”と言うなら、こんな大事なことを何故わたし自身の気持ちを確認してくれなかったのか』と怒りがわきあがってきて、Dさんに頭では感謝しなくてはいけないと思うものの喜べません。Aさんは、Dさんに対し固く心を閉ざしてしまいました。

また、DさんもDさんで、わがまますぎるAさんに怒りを感じ、Aさんに心を閉ざします。そして、Dさんが「そういう考えの人もいるのかも」「Aさんのためになると思って」「Aさんを競争に出してしまったことになるよね」などとつぶやきますが、Aさんはそれらの言葉が全部、自分に向けられているものではなく、Dさんが自分自身に投げかけている慰めの言葉のように捉えられ、『この人は、“私(Aさん)のため”と何度も言うが、自分のことしか考えていない。全てはDさん一人の考えで起こした行動で、そういうことは“私のため”じゃなく“自分のため”っていうんじゃないだろうか。私のためなら、せめて事が決まってしまう前に、今、Dさんがどんなことをしているのかを私に知らせてくれてもよかったんじゃないだろうか。それでも、それは“私のため”なのだろうか』と、Dさんに嫌悪感を持っていきました。

Dさんは、どんどん心を閉ざし、反抗的な態度を取るAさんをどうにかしようと頻繁に呼び出し、注意や干渉を繰り返しますが、Aさんは一向に態度を変えず、Dさんは疲労がたまってきます。そして、その度にDさんから出る言葉がAさんの怒りを買い、関係は改善せず、悪化するばかりです。
Aさんは、そんなDさんの様子を見て、『まるで自分が加害者でDさんが被害者のようだ』と被害者のように振舞うDさんに苛立ちを感じるようになります。

そんな関係が数ヶ月続き、ある日、AさんはC社の役員に呼び出され、突然の人事異動を命じられます。驚きつつもC社での仕事に馴染めないでいたAさんは、役員のいうままに異動します。Dさんとも違う部署になることになりました。

しかし、Aさんはしばらくしてある事に気づきます。異動先の部署は、以前のDさんとの度重なる話し合いの中で、Aさんが今の仕事は自分に合わないので辛いともらすとDさんがだったらあの部署は?と聞き、Aさんが「ええ、まあ…今よりは向いてそうですね」と言った部署なのでした。
Dさんをまったく信じられなくなっていたAさんは、『またしてもDさんが、私自身のことを私の知らないところで動き回って決めてきた!』と、この異動話は、私を自分と違う部署にしたいDさんがやったことだと推測して激怒します。異動の話があったとDさんに話をしたときDさんが「全然知らなかったからびっくり」と言った言葉を思い出し、それは絶対嘘だ、と、もし、動き回ってなかったとしても役員に「Aさんはあの部署に行きたいそうです」と伝え、そのことがきっかけになったはずだと推測しました。

あの部署の話をしたときは、今後を決める話し合いではなく、Aさんを注意するために呼び出して説教をしている中でちらっとした話で、重要な話し合いというわけではありませんでした。『どうして、Aさんは私自身に重要なことをいつも影で決めるのか、そして、それが“私のため”になると思うのか。あんなちらっした話で決めるのはどうなのか』とDさんへの怒りで頭が一杯になるのですが、Dさんは感謝されはすれど、こんなに怒られるなんて、と思っているだろうと思ったら、この怒りを怒りの理由をDさんにぶつけることはできませんでした。

AさんとDさんの話し合いは異動以来一度もありません。