一次保留ちゅう

登録しようとしたら、「はまぞう」が何検索しても出てこない。障害かな? とりあえず、自分でISBN調べてやってみるぉ。

へうげもの(1) (モーニング KC)
へうげもの(2) (モーニング KC)

とある美女&ハイソな方にすすめられて購入。織田信長とか秀吉とか家康とか明智とか歴史上の人物がわんさかでてくるけど、主人公はその中の家来で物欲と武功をあげることのあいだでふらふら。信長が喉から手が出るほど欲しい三種の神器が茶壷だったり、「この陶器で国ひとつ買えるゾ!」とか、自分の物欲のために国を変えようとしてたり、物欲ワールドin戦国な漫画。豪快な人物がおおいから読んでてきもちいいかも。

働くことがイヤな人のための本 (新潮文庫)

働くのやだな〜と常に思っているし、大好きなよしみっちゃんの本なので購入。平積みされてて新刊かと思ったら04年に出た本だった。ここ数年の中島義道の本はどれ読んでも過去書いたものの焼き増しって感じで目新しさがなかったんでけど、これは架空の人物を数人作り、その人物と中島義道が対話している形式の本で新しいことが書いてあった。その架空の人物のディティールっていうか、架空の人物の内面吐露が診も蓋もないくらいズバズバと書いていて、「おまえら本当はこう思ってんだろ?まあ、最低だよな。でも、オレはわかるよ…」みたいな鞭と飴戦法。あいかわらず、いつもふわふわしたこと*1しか言わない人間は「愚鈍な善良市民」呼ばわり。身の丈以上のプライドとそれと同じくらいの自己嫌悪を抱えて社会に出るのがこわい人が、自分自身を変えることなく、社会で生きていくにはどうしたらいいのか? ってことをずっと中島義道がおしゃべりしてます。結構おもしろかった。

陰日向に咲く

書評講座のために購入。すっごい早く読み終えてびっくりした。おもしろかったけど、この本について何を書いたらいいのかさっぱりわからなくて、いまだによく思いつかない。少し出たアイデアはみんな本を自分の書きたいことのために利用するようなアイデアだったのでボツ。とかしているうちに締め切りが過ぎてしまった。といいわけするのは締め切りが守れなかったのがうしろめたいから。

怪物王女(2) (シリウスKC)

吸血鬼とか狼女(男)とか河童とかモンスター&妖怪が続々と登場してきてます。タイトルママなんだけど『怪物クン』のツンデレ美少女版ともいえるような。ツンデレ漫画はオタク向け美少女漫画の臭気というか作法*2にどうもなじめなくて読めないんだけど、これは、なんだ、サンデーっぽいかも。GS美神系というか。
しかし、美少女漫画に出てくる主人公の男がサエないのは、「ブスでドジだけど、王子様に出会いました☆」みたいな夢をみたいってことなのかしら。この漫画の主人公は、サエないけど、カワイイ系で腐女子にもいじめてみたい*3としてアリだと思います。狼男や吸血鬼に襲わせてえ!

サルバドールの復活〈上〉 (創元推理文庫)

ようやく手に取りました。去年、観覧に行ったミステリーチャンネルの「闘うベストテン2005」1位の作品。とんでもない下品なオチが待っているというこのなので、早く下巻まで読み進めたいところなんだけど、今は上巻の最初で、描写が細かくて丹精な小説の印象。レビューによると今出てきている、天然でモテる女、ビッチセレブ、DQNヒッピーのうち、最初ムカつくDQNヒッピーがだんだん愛らしくなってくるとのことでそれが楽しみ。いかんなくDQNぶりを発揮し、そのあと可愛くなってください。

【リンク】やっぱり本が好き: 「闘うベストテン2005」結果発表



できたできたっ。きゃっきゃっ☆ あとなんだったけかなあ。

*1:「まずは努力してみることが大事だ」とか「これはあなたのためを思ってしていることなのよ」とか適当な言葉ばかり吐く人のこと

*2:ありえない女の性格設定

*3:受け