おれはキャプテン
おれはキャプテン(10) (講談社コミックス)
あいかわらずおもしろかったわ。
本屋さんの新刊棚で見つけるたびに「あー!出てるー!」って心の中で叫ぶ漫画。
この漫画は、野球漫画で、私は普段リアルで野球は全然見ないから、野球のテクニックについてとか、どこが面白いとか、細かいことはまったくわからなくて、たぶん普通の野球漫画を読んでも野球好きな人に比べたら、その面白さの半分もわからないと思う。
だけど、この漫画は、マニアックな野球情報が細かく描かれてるのに知識がなくても楽しめるから不思議。
あと、展開が早いのがすごく良い。スポーツ漫画にありがちな複数冊に渡って一試合を描くとか、リアルが何年も経っても進級しないとか、一体いつになったら甲子園に辿り着くんだよ! みたいな長さは全然感じなくて、テンポよく話が進んでいって、着実にステップアップしていく様を見てるのが気持ち良い。野球以外の余分なストーリーがほとんどないおかげかも。大体が恋愛だとか、家庭の問題だとか、誰かが死んだりとか、その他のサブストーリーが沢山入るものね。